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2023.12.05
生産者の気持ちを体感~大根104本植えました。
9月27日から、能勢けやきの里の貸農園で、野菜作りに挑戦しています。
もともと、「食」については、いろいろ勉強していましたが、農業をすることになるなんて、夢にも思いませんでした。
大阪府のてっぺん(北部)に位置する、小さな野菜直売所「能勢けやきの里」。
そもそも、このサイトを立ち上げることになったのは、この直売所と出会ったからです。
もともと、能勢の477号線沿いのほ助整備でできた土地の活用で、「道の駅」案がありましたが、大人の事情で「道の駅」の話は途絶え、近くの農業者たちの有志が「農事組合法人」を立ち上げ、13年ほどになります。
自分たちで資金を出し合って、中古コンテナを改造し、テントを張り、自分たちで整備しました。
2018年に念願の町営休憩所(トイレ兼観光案内所(吹き曝し))ができたけど、相変わらずコンテナとテント。
敷地内に、有志で建てたビニールハウス型のピザ釜施設。
80歳を過ぎたおじいちゃんを中心に運営してましたが、2年前に逝去され、昨年12月24日をもって、ピザ窯は閉店になりました。
昨年縁あって、引き継いでほしいと頼まれましたが、違法建築、消防法違反、水道無しで、露天商扱いでは、私たちはコソコソ続けることはできても、長続きは無理。もともとボランティア的な運営だったので、ビジネスとして続けられないと思い、お断りしました。
しかし、本体の野菜直売所も同じ状況であることがわかり、運営者も生産者も高齢で、後継者なし。平均年齢後期高齢者の状況で、先行きが不明…。
という中で、何とか助けてもらえないだろうか?…と言われたことから、「能勢けやきの里」との関係ができ、止めようか悩んでいた「ECサイト」も、もしかしたらココの役に立つかかもと思い、完成させた次第です。
今は、施設のリニューアルも含め、補助金申請や、商品開発、組織再編などを手弁当で続けながらの毎日です。
そんな中、農業者が増えないのは、「労力の割に、利益が出ないので食べていけないから。」と言われていることや、どれだけしんどいか、どうしたらうまくやれるかを体感しようと、なんとなく流れで、関わることに。(口が勝手に、農園借ります。大根植えるんで教えてください。~という流れで)
で、冒頭のようなことに…。
農事組合法人「能勢けやきの里」のリニューアル、生産者の気持ちを体感~について、時々このブログで、更新してまいります。