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2025.10.11
令和7年も新米豊作です!

今年も収穫しました、大阪のてっぺん能勢町地黄「お福分け農園」の「キヌムスメ」です。
小さな田んぼですが、なるべく農薬・化学肥料に頼らない、慣行農法の半分以下で手塩にかけて育てました。
籾を温湯消毒で(殺菌薬品を不使用)育苗し、6月初旬にに田植え。(田植えの前に1度だけ、初期除草剤を使用)
今年は、大阪エコ農産物(特別栽培米)として認証されました。(大阪エコ農産物で検索)https://www.pref.osaka.lg.jp/o120090/nosei/syokunoanzen/ekonousanbutsu.html#eko
※大阪府の新米残留農薬検出検査の結果、残留農薬ゼロでした。
昨年は、田植えの数日後、雑草抑制の為、ヰセキの「アイガモロボ」の実証実験に参加。https://www.iseki.co.jp/einou/aigamo2-guide/
約3週間、ソーラー電源で田圃を自走し、水田全体を縦横無尽に走り回り水を濁らせることで、雑草の光合成が妨げら
れ生育が抑制されました。
今年は、本格発売されましたが人気で入手できず、チェーン除草で雑草抑制。
人力で、田んぼ全体をを何度も往復し、約1か月間のうち5回以上実行しました。

お陰さまで、昨年は手植えの着根が弱いところは、田んぼの約1割くらいは苗が抜けてしまいましたが、今年は殆ど機械で植えたので、田んぼにみっしり稲が育ちました。
また、チェーン除草で歩くことでメタンガスが抜け、目視で雑草を抜きながらの作業でしたので、
稲の育っている個所は、ほぼ雑草が生えてませんでした。(田んぼで何度も転びましたが)
昨年、収穫前、鹿に田を十文字に走られたり、畦から穂先を食べられたりしましたので、獣害対策をどうしたらよいか真剣に悩みました。
電柵や害獣除け網など調べましたが、どれも自分の方法としてはしっくりこず、古代の虫よけ対策(楢崎研究所 静電三法・植物波農法)を引用し、田んぼの周辺に先端をとがらせた竹を5mおきに畦に突き立てました。

効果の期待は、稲等の穀物は空気の陰イオンを吸収して生育するという特性がある。そして菌類や虫類の繁殖は陽イオンの中で加速する。また虫は小鳥類を誘致するのでその鳥も虫とともに穀物を食べるので害作用を及ぼす。この悪循環をなくすためには、田の空気の陽イオンを中和させて陰イオンをふやす方法が必要である。
そのためには竹の竿の先端を尖った形にして田の周辺に立てると、空気中の陰陽イオンの比率改善するということが示され、その自然のサトリをまもって何千年もの間、豊かに暮らしていた歴史を日本はもっています。
それに加え、麻ひもを巡らせ、そこに神垂(しで:神聖な場所であることを示し、邪悪なものから清浄な空間を守る結界の役割)を垂らし、白と九州高千穂にあった赤と緑の紙垂(赤=火、カ×緑=水、ミ)を手づくりし、麻紐にそれぞれをつるし、結界を作りました。
今年は、水の神事として、九州の宇佐神宮、阿蘇山上神社、京丹後の眞名井神社、奈良の大神神社と水繋ぎのご神水も田んぼに撒いて、水に困らず育ちますようにと祈りを込めました。
昨年に続き、今夏も酷暑の中、田んぼ周辺の草刈はとっても大変で、あっという間に1日で10センチくらい伸びる時もありましたので、公道に接している場所などの草刈しました。(7~9月の酷暑中)
ただ、周りの草をきれいに刈ると、田んぼに虫や害獣が入ります。なので、田んぼの周りには草の壁を作るために、稲穂がしっかり実をつけ固くなって、いよいよ稲刈りするときに、稲刈機の邪魔にならないように、草壁も刈りました。
虫よけの為に殺虫剤を使わずに、「秘密のまじない(和歌奏上)を田んぼを廻りながら360回」をしました。
その成果かはわかりませんが、カメムシなどの虫害もほとんどなく、きれいなお米が出来ました。

もちろん、除草剤、殺虫剤などの農薬は使っていませんので、多少は虫が食べただろうし、鹿も一度だけ入っていました。それも、自然への「お福分け」とさせていただきました。
令和7年も記録的な高温続き、能勢地黄にはほとんど降雨がなかったので、今年は「雨乞い神事」を自分でしました。
「雨乞い祝詞」を奏上し、MYソウルサウンドライアーGAIAで献奏しました。
おかげか、恵みの雨が程よく降り、
そして愛しい「キヌムスメ」の収穫を10月に迎えました。
今年のお米はさらに豊作で、良い出来だと思っています。
絹のようにつやつや白い、炊きあがったっときの芳しい「お福分け米 キヌムスメ」をぜひご賞味ください。
※色選除去してませんので黒い傷のお米がありますが、そのまま食べても体に影響はありませんが、気持ち悪い場合は除去してくださいませ。
小さな田圃ですので、数量限定ですので無くなり次第終了となりますことをご了承くださいませ。
お米作りを始めた理由は、こちらをご覧ください。https://prtimes.jp/story/detail/xM9doRs0YPx

